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大事なことは植物が教えてくれる

出版社名 マガジンハウス
出版年月 2021年3月
ISBNコード 978-4-8387-3141-1
4-8387-3141-8
税込価格 1,430円
頁数・縦 169P 19cm

商品内容

要旨

アシのように風をかわし、ナズナのように冬を耐え、花咲くときはハルジオンのように上向いて。ベストセラー『生き物の死にざま』の農学博士が描く、静かにしなやかな植物の生きざま。

目次

光を求めて(ふまれてたんぽぽひらいてたんぽぽ―種田山頭火
竹にはフシがある。そのフシがあるからこそ、竹は雪にも負けない強さをもつのだ―本田宗一郎
涙の数だけ強くなれるよ アスファルトに咲く花のように―岡本真夜「TOMORROW」 ほか)
あるがまま(スミレはただスミレのように咲けばよい―岡潔『春宵十話』
どのはなみてもきれいだな―童謡「チューリップ」
瓜の蔓に茄子は生らぬ ほか)
植物が教えてくれること(人間は逆立ちした植物である―プラトン 植物は逆立ちした人間である―アリストテレス
人間は考える葦である―パスカル
松樹千年の翠 ほか)

おすすめコメント

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出版社・メーカーコメント

うつむいていい。くじけていい。落ち込んでいい。ここ一番は全力で光あび花ひらけアシのように風をかわし、ナズナのように冬を耐え、花咲くときはハルジオンのように上向いて。ベストセラー『生き物の死にざま』の農学博士が描く静かにしなやかな植物の生きざま・種は光を感じると芽を出す・桜は寒さを経験したあと花を咲かせる・ミツバチが花粉を運ぶスミレは紫の花を、ハナアブが運ぶ菊は黄色い花をつける・タンポポは横に茎を伸ばして光を浴びる・節ごとの成長点で竹は一気に伸びる・松は針状の葉で水分の蒸発を抑え冬を越す

著者紹介

稲垣 栄洋 (イナガキ ヒデヒロ)  
1968年静岡県生まれ。静岡大学大学院農学研究科教授。農学博士。専門は雑草生態学。農林水産省、静岡県農林技術研究所等を経て、現職。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)