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古事記の神々 付古事記神名辞典

角川ソフィア文庫 J107−2

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2020年8月
ISBNコード 978-4-04-400582-5
4-04-400582-6
税込価格 1,056円
頁数・縦 325P 15cm

商品内容

要旨

古事記に登場する多くの神々は、それぞれどのような存在で、神話の中でどう位置づけられているのだろう?「アマテラスはもともと2つの別の神話が統合して生まれた」、「日本書紀には描かれなかった、ヤマトに介入される出雲の“奪われる側”の無念」―。通説を疑い、神話をていねいに読み解けば、今まで見えなかった古代日本の姿が立ち現れる!巻末には、神名を手軽に確認できる「古事記神名辞典」を全文書き下ろしで収載。

目次

第1章 謎の太陽神
第2章 造化の神
第3章 産み、作る神
第4章 翡翠の川の女神
第5章 出雲神話の神
第6章 ヤマト三輪山の神
第7章 海の神、山の神
古事記神名辞典

出版社・メーカーコメント

神々はどこからきて、どこへ行ったのか。最古の歴史書に隠された謎に迫る。なぜ出雲神話は詳細に書かれたのか? なぜヤマトタケルは悲劇の英雄なのか? 古事記には「滅びゆく者を見守る」思いがある。そこに記された敗者たちの記録とは。第一人者が解き明かす新しい神話の読み方。

著者紹介

三浦 佑之 (ミウラ スケユキ)  
1946年、三重県生まれ。成城大学文芸学部卒業。同大学院博士課程単位取得退学。共立女子短期大学教授、千葉大学教授、立正大学教授などを歴任。千葉大学名誉教授。専攻は古代文学、伝承文学研究。著訳書に『村落伝承論』(五柳叢書、第5回上代文学会賞)、『口語訳 古事記(完全版)』(文藝春秋、第1回角川財団学芸賞)、『古事記を読みなおす』(ちくま新書、第1回古代歴史文化みやざき賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)