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- 平山書店 (秋田県大仙市)
この巻では、古代ローマ共和政の要というべき元老院が徐々に弱体化し、寡頭システムへ移行してゆく過程が描かれる。この後、ローマ共和政が世界史の舞台で再び脚光を浴びるのは1789年のフランス革命まで待たねばならない。この時共和政という政治システムは新たに、自由・平等・博愛の理念を与えられ、現在では民主主義の始まりという見方が定着している。
さて、イギリスの思想家エドマンド・バーク(1729-1797)は、『フランス革命についての省察』でフランス革命とその後の共和政体を批判的に考察した。古くはプラトンも民主政を批判の対象としていたが、バークの著作以降、西欧の教養人たちにより民主主義の危険性が繰り返し指摘されることになる。偉大なローマの歴史に学ぶことは多いけれど、急激な変革によるのではなく古いものを漸進的に改良してゆくその姿勢が重要だと思われる。
「私は我が祖先の手本に見習いたい。私は、補修を加える場合にも可能な限り旧来の建物の型に似せて行いたい」とは前掲、バークの言葉である。(2012年1月16日)
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商品内容
| 要旨 |
前一世紀初頭、ローマは内外で混迷の度を深めていた。同盟者戦役に続き、小アジアではミトリダテス戦役が勃発、ローマも内乱状態に陥る。戦役に勝利した名将スッラは反対派を一掃。前81年、任期無期限の独裁官に就任し、ローマの秩序再建のため、国政改革を断行する。しかし「スッラ体制」は彼の死後間もなく崩壊。この後登場するポンペイウスは、ローマの覇権拡大を果たしたが…。 |
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| 目次 |
第2章 マリウスとスッラの時代(承前)(紀元前一二〇年〜前七八年) |


