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できるリーダーが意思決定の前に考えること

日経ビジネス人文庫 う10−2

出版社名 日経BP日本経済新聞出版
出版年月 2025年8月
ISBNコード 978-4-296-12490-9
4-296-12490-0
税込価格 1,100円
頁数・縦 278P 15cm

商品内容

要旨

ボストンコンサルティンググループ元日本代表であり、早稲田大学ビジネススクールで教鞭を取ったリーダー育成の第一人者による人気講義を文庫化。「スター誕生!」「八甲田山」「東京ディズニーリゾート」などを題材にして、ビジネスの意思決定に欠かせないポイント、数値化の基礎、人間のクセや限界などについて幅広く学べる1冊。

目次

イントロダクション(ケーススタディ 非常事態への対処。大事なことを忘れてない?―考慮すべき要因を洗い出す)
1 数値化の基礎(ディシジョンツリー 土地が値上がりしそう。いつ誰に売るのが正解?―選択肢を整理する
経済性分析 親友から借金を頼まれた。友情と利益の境界線は?―利益の最大化を目指す
資本コスト 1年後にもらえる1万円は本当に「1万円」か?―現在価値を計算する
間接経費の配賦 うちの会社の稼ぎ頭が実は赤字だった!?―本当に儲かっている製品はどれか?)
2 不確実性のマネジメント(ゲーム理論 囚人のジレンマから抜け出せる?―ライバルの出方を想像する
シナリオプランニング 「あり得ないこと」が起こったらどうなるか?―不確実性を織り込む
リアルオプション 当たり外れの大きい投資はマンション選びと同じ―夢のある事業に賭ける)
3 「人間のクセ」を知る(合理性と感情 「頭の良い人の答え」が正しいとは限らない―他人が考えていることを推測する
リスク選好 大数の法則に従うか?逆らうか?―「損得」に関する3つの視点
バイアス 部下からの情報を信じていいのか?―人の判断には歪みが出る
幻惑 ギャンブラーの誤謬に陥っていないか?―数字や状況を冷静に読み取る)
4 人を動かす意思決定(説得 部下がキレたクライアントへの対処―提案を通すためにすべきこと―
指揮 名作『八甲田山』に見る意思決定の問題―リーダーの混乱は危機を招く―
私の意思決定法 議論の紛糾は歓迎すべきである―経験を積み、勘を磨く)

著者紹介

内田 和成 (ウチダ カズナリ)  
東京大学工学部卒業。慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了(MBA)。日本航空を経て、ボストンコンサルティンググループ(BCG)入社。2000年6月から2004年12月までBCG日本代表。2006年には「世界の有力コンサルタント25人」(米コンサルティング・マガジン)に選出された。2006年から2022年3月まで早稲田大学教授。ビジネススクールで意思決定論、競争戦略論、リーダーシップ論を教えた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)