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入門OpenTelemetry 現代的なオブザーバビリティシステムの構築と運用

出版社名 オライリー・ジャパン
出版年月 2025年1月
ISBNコード 978-4-8144-0102-4
4-8144-0102-7
税込価格 2,750円
頁数・縦 185P 21cm

商品内容

要旨

OpenTelemetryは、複雑なクラウドネイティブアプリケーションを含むさまざまな情報システムにおいて、包括的なテレメトリー収集により迅速な問題解決を実現し、ソフトウェアシステムの開発と運用を改善するためのフレームワークです。本書は、このOpenTelemetryの概要からさまざまなソフトウェアの計装について、またインフラストラクチャの観測やテレメトリーパイプラインの設計、実運用するシステムへの展開まで、OpenTelemetryを導入する際に知っておきたい知識をコンパクトにまとめた書籍です。システムの可視性を高め、信頼性を向上させたいと考えているすべてのソフトウェアエンジニア、SRE、DevOpsエンジニア、アーキテクト、そして管理職にとって、貴重な情報源となるでしょう。

目次

1章 最新のオブザーバビリティの現状
2章 なぜOpenTelemetryを使うのか
3章 OpenTelemetry概要
4章 OpenTelemetryのアーキテクチャ
5章 アプリケーションの計装
6章 ライブラリの計装
7章 インフラストラクチャの観測
8章 テレメトリーパイプラインの設計
9章 オブザーバビリティの展開
付録A OpenTelemetryプロジェクト
付録B さらなる資料

出版社・メーカーコメント

監視からクラウドネイティブなテレメトリーへの進化を学ぶ!クラウドを前提としたシステムの状態を知るオブザーバビリティを支える標準となるプロジェクトがOpenTelemetryです。本書はOpenTelemetryが提供する、分散トレース、メトリクス、ログ、プロファイルの計装と、そこから得られたテレメトリーを収集するエージェントの標準化、また参照実装となる主要な言語向けライブラリーとエージェントなどについて解説し、OpenTelemetryの概略を理解するための書籍です。

著者紹介

ヤング,テッド (ヤング,テッド)   Young,Ted
OpenTelemetryプロジェクトの共同設立者の一人。過去20年以上にわたり、ビジュアルFXパイプラインやコンテナスケジューリングシステムなど、さまざまな大規模分散システムを設計・構築してきた。オレゴン州ポートランドの小さな農場に住み、余暇にはコミカルな映画、駄作映画、コミカルな駄作映画を作っている
パーカー,オースティン (パーカー,オースティン)   Parker,Austin
honeycomb.ioのオープンソース担当ディレクター、OpenTelemetryプロジェクトの共同設立者、OpenTelemetryガバナンス委員会のメンバー。ITとソフトウェア業界で20年以上の経験を持ち、銀行、医療、通信などさまざまな機能向けにクラウドネイティブプラットフォームを構築、運用してきた。また、オープンソースやオブザーバビリティに関するトピックの執筆、国際的な講演、コミュニティビルダーとしても活躍している
山口 能迪 (ヤマグチ ヨシフミ)  
アマゾンウェブサービスジャパン合同会社シニアデベロッパーアドボケイト。AWS製品の普及と技術支援を担当し、特にオブザーバビリティ、SRE、DevOpsといった領域を担当。OpenTelemetryやGoのコミュニティの支援も活発に行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)