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森を食べる植物 腐生植物の知られざる世界

出版社名 岩波書店
出版年月 2016年5月
ISBNコード 978-4-00-006059-2
4-00-006059-7
税込価格 2,200円
頁数・縦 128P 19cm

商品内容

要旨

植物図鑑の中でも異彩を放つ腐生植物。透明感あるその姿は、キノコからの「略奪」の賜物である。そしてキノコたちの栄養源はといえば、背後の豊かな森なのだ―。腐生植物に深い思い入れをもつ著者が、その奇妙な生態をいきいきと紹介するとともに、新種探しの旅へと読者をいざなう。

目次

1 腐生植物のことはじめ(ギンリョウソウ
花の下には死体が埋まっている? ほか)
2 腐生植物のくらし(カビやキノコを食べるくらし
間接的には森を食べている? ほか)
3 腐生植物は新種の宝庫(パプア・ワイゲオ島のホンゴウソウ属―新種発見か
ボルネオ・ムラーのタヌキノショクダイと腐生ラン―秘境中の秘境 ほか)
4 腐生植物の探しかた(よい森に行く
きれいな林床 ほか)

出版社
商品紹介

筋金入りの腐生植物好きである著者が、その奇妙な生態をいきいきと紹介。本邦初の腐生植物本。

おすすめコメント

腐生植物に深い思い入れをもつ著者が、その奇妙な生態をいきいきと紹介。本邦初の腐生植物本!

著者紹介

塚谷 裕一 (ツカヤ ヒロカズ)  
1964年生まれ、1993年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了、博士(理学)。東京大学分子細胞生物学研究所助手、自然科学研究機構基礎生物学研究所助教授を経て、東京大学大学院理学系研究科教授(現職)。放送大学客員教授、自然科学研究機構岡崎統合バイオサイエンスセンター客員教授を併任。専門は植物学。フィールドから発生遺伝学までを扱っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)