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工学の歴史と技術の倫理

出版社名 岩波書店
出版年月 2006年6月
ISBNコード 978-4-00-006310-4
4-00-006310-3
税込価格 3,410円
頁数・縦 180P 22cm

商品内容

要旨

社会の近代化のなか、技術は工学へと姿を変えた。本書は、工学の発祥と発展の過程を学ぶとともに、「クライアント」という鍵概念を手がかりに、工学の社会的意味と意義を知るテキストである。「岩波講座 現代工学の基礎」所収の『工学の歴史』を増補して再刊。近年、その重要性が指摘される技術倫理の問題を、より深く本源的に考察する。歴史に学び、考えるための一冊である。

目次

序章 技術、工学、科学
1 技術の特殊な形態
2 工学教育と工学者の制度
3 日本の工学の歴史
4 初期工学者の系譜
5 技術、社会、倫理
終章 結語

著者紹介

村上 陽一郎 (ムラカミ ヨウイチロウ)  
1936年生まれ。国際基督教大学大学院教授。専門は、科学史、科学哲学、科学技術論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)