• 本

黒人霊歌は生きている 歌詞で読むアメリカ

出版社名 岩波書店
出版年月 2008年4月
ISBNコード 978-4-00-022884-8
4-00-022884-6
税込価格 3,520円
頁数・縦 226P 20cm

商品内容

要旨

かつて黒人奴隷たちは、彼らを取り巻く暴力・不安・絶望、そして死による天国での救済を歌った。かれらの歌に魅了された白人知識人たちは、そこに彼らの崇高な宗教性を見出し、天国での救済を歌う“神様の歌”を「黒人霊歌」と名付け、アメリカ社会に紹介した。だが、奴隷解放後も苦難の道を歩み続ける黒人たちに暴力・不安・絶望はいつまでもつきまとう。これらのネガティブな感情を歌った“悪魔の歌”はブルーズへと継承された。そして、“神様”と“悪魔”の2つのモチーフは、アフリカ系アメリカ人のつくる歌の中に今も生き続けている。

目次

序章 遠ざかる黒人霊歌
第1章 奴隷たちの歌
第2章 栄光への道のり
第3章 恐怖の鎖を解くために
第4章 ゴスペルソングのはじまり
第5章 喪失の痛みを抱いて、ブルーズへ
附章 黒人霊歌資料に表れたアメリカ

出版社
商品紹介

米国社会の無意識を受け止め、変化し続けた黒人霊歌。その詞の変遷を、英米詩研究者がその魂に寄り添って読解。

著者紹介

ウェルズ 恵子 (ウェルズ ケイコ)  
1958年生まれ。立命館大学文学部教授。専門は英米文学・文化。主にエズラ・パウンドを中心としたアメリカ現代詩の研究に取り組んできたが、近年ではアメリカ民謡(フォークソング、黒人霊歌など)や民話の研究へと枠を広げ、精力的に一次資料の発掘やフィールド調査に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)