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網野善彦著作集 第14巻

中世史料学の課題

網野善彦著作集  14

出版社名 岩波書店
出版年月 2009年6月
ISBNコード 978-4-00-092654-6
4-00-092654-3
税込価格 4,950円
頁数・縦 481P 22cm
シリーズ名 網野善彦著作集

商品内容

目次

1 史料論の課題と展望
2 文書(書状
寺社文書
伊予国二神島をめぐって―二神氏と「二神文書」
小山家文書について―調査の経緯と中世文書
光明寺文書について
常陸国の文書
若狭国太良荘とその史料の魅力
若狭国名田荘の熊野神社所蔵「大般若経紙背文書」について)
3 偽文書(偽文書を読む
中世における文書偽造の一事例―伊予国弓削島荘の送文をめぐって
鋳物師とその由緒書
偽文書をめぐって
事典項目 偽文書)
4 系図・名前(若狭一二宮社務系図―中世における婚姻関係の一考察
桐村家所蔵「大中臣氏略系図」
加藤遠山系図
史料としての姓名・系図
系譜・伝承資料学の課題)
5 絵画・音声・言葉・地名・習俗(『十二類絵巻』をめぐる諸問題
高声と微音
中世の音の世界―鐘・太鼓・音声
地名と中世史研究
地名と名字
灰をまく)

出版社
商品紹介

著者の歴史学は古文書など文献資料の実証的研究を基礎とし、従来の歴史学が軽視してきた偽史料なども積極的に利用する。