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企業と経済を読み解く小説50

岩波新書 新赤版 1905

出版社名 岩波書店
出版年月 2021年12月
ISBNコード 978-4-00-431905-4
4-00-431905-6
税込価格 946円
頁数・縦 211,3P 18cm

商品内容

要旨

高度経済成長期に登場した経済小説は、疑獄事件や巨大企業の不正、組織に抗う個人など、さまざまなテーマを描き続けてきた。城山三郎『小説日本銀行』、石川達三『金環蝕』、松本清張『空の城』など、戦後日本社会の深層を描いた古典的名作から、二〇一〇年代に刊行された作品まで、幅広く選び抜かれたブックガイド。

目次

1 巨悪の実態(原発利権
政財界の裏側)
2 増大する資本と欲望(巨大資本をめぐる
欲望のゆくえ)
3 会社国家ニッポンのゆがみ(企業のモラルを問う
業界の深奥)
4 組織と人間(会社を告発する個人
社員という人生)

出版社・メーカーコメント

高度経済成長期に登場した経済小説は、疑獄事件や巨大企業の不正など、多種多様なテーマを描き続けてきた。城山三郎『小説日本銀行』、石川達三『金環蝕』、松本清張『空の城』など、戦後日本社会の深層を描いた古典的名作から、二〇一〇年代に刊行されたものまで、著者ならではの幅広い選書によるブックガイド。

著者紹介

佐高 信 (サタカ マコト)  
1945年山形県生まれ。1967年慶應義塾大学法学部卒業。現在、評論家・東北公益文科大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)