• 本

殿様の通信簿

出版社名 朝日新聞出版
出版年月 2006年6月
ISBNコード 978-4-02-250189-9
4-02-250189-8
税込価格 1,430円
頁数・縦 253P 19cm

商品内容

要旨

“平成の司馬遼太郎”の呼び声も高い筆者が、従来の定説を覆す豊富なエピソードで描き尽くした歴史エッセイ。元禄大名243人の人物評価を記した『土芥寇讎記』から、水戸光圀、浅野内匠頭、前田利常など著名な「殿様」たちの日常生活を活写。お家大事を貫くため、政治に知恵をしぼり、子作りにはげむ殿様たちの苦労ぶりを描く。

目次

徳川光圀―ひそかに悪所に通い、酒宴遊興甚だし
浅野内匠頭と大石内蔵助―長矩、女色を好むこと切なり
池田綱政―曹源公の子、七十人おわせし
前田利家―信長、利家をお犬と申候
前田利常1―家康曰く、其方、何としても殺さん
前田利常2―百万石に毒を飼うべきや
前田利常3―小便こらえ難く候
内藤家長―猛火のうちに飛入りで焚死す
本多作左衛門―作左衛門砕き候と申されよ

出版社
商品紹介

幕府隠密により日本各地の大名の醜聞を記した極秘資料「土芥寇讎記」を基に、水戸光圀、浅野内匠頭ら「殿様」たちの生活ぶりを活写。

おすすめコメント

東大史料編纂所に幕府隠密の機密報告『土芥寇讎記』が残されていた!側室の数、政治への関与・・・・・。そこには殿様たちの驚くべき生活実態が!!従来の“殿様像”を一変させる瞠目の書。

著者紹介

磯田 道史 (イソダ ミチフミ)  
1970年生まれ。慶応大学大学院卒。歴史家、文筆家、茨城大学助教授。03年、ベストセラーとなった『武士の家計簿』(新潮新書)で新潮ドキュメント賞を受賞。05年より朝日新聞土曜版beに「昔も今も」を連載。『近世大名家臣団の社会構造』(東京大学出版会)で博士(史学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)