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豆大福と珈琲

朝日文庫 か65−1

出版社名 朝日新聞出版
出版年月 2019年4月
ISBNコード 978-4-02-264921-8
4-02-264921-6
税込価格 770円
頁数・縦 231P 15cm

商品内容

要旨

離婚ののち息子を連れて地元に戻ってきた幼なじみの女性と、「結婚」をしないまま新しい「家族」のかたちを探っていく表題作のほか、小説的企みに満ちた「珈琲」をめぐる五つの物語。珈琲にまつわる書き下ろしの自伝的エッセイ「珈琲に呼ばれる人」も収録。

おすすめコメント

片岡義男には、珈琲がよく似合う。たしかな文体とスタイリッシュな世界観。あらゆる小説的企みにみちた「珈琲」をめぐる5つの物語。  息子を連れて地元にひとり戻ってきた幼なじみと、「結婚」をしないまま新しい「家族」のかたちを探っていく表題作をはじめ、珈琲を題材に作家が「小説」を書き上げるまでの思考の軌跡をとらえた「深煎りでコロンビアを200グラム」、小田急線沿線を舞台に過去と現在を往還しながら3人の女性との微妙な関係性を描く「鯛焼きの出前いたします」ほかを収録。文庫化に際して、巻末エッセイ「珈琲に呼ばれる人」を書き下ろし。

著者紹介

片岡 義男 (カタオカ ヨシオ)  
1939年東京都生まれ。作家、写真家、翻訳家。74年に『白い波の荒野へ』で作家デビュー。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)