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単身リスク 「100年人生」をどう生きるか

朝日新書 1026

出版社名 朝日新聞出版
出版年月 2025年10月
ISBNコード 978-4-02-295339-1
4-02-295339-X
税込価格 990円
頁数・縦 217P 18cm

商品内容

要旨

「人生100年時代」のリスクとは何か。それは、単身で生きる時間が長くなることだ。「単身リスク」は誰もが避けられない。しかも今は「人生100年時代」に向かう過渡期である。これまでそれを覚悟して生きてきた先人はいない。前例もなければ、ロールモデルもいない。世界に先駆けて超長寿社会を迎えたのが日本なのだから。ゆえに問う。自己責任の限界を突き、リスクに寛容な社会の実現を―。

目次

第一章 「リスク社会」をいかに生き抜くか(20歳の大学生が描く「80年キャリア」とは
「一度落ちたら這い上がれない」というイメージ ほか)
第二章 「自己責任社会」をいかに超えるか(若者のリスクは親世代のリスク
かつての「青年」は「若者」になった ほか)
第三章 社会のセーフティネットをいかにつくるか(「富の分配」から「リスクの分配」の時代へ
21世紀型「家族のリスク」とは ほか)
第四章 「人生100年時代」のターニングポイント(「卒婚」という選択肢
高齢期の「アイデンティティ」探し ほか)
第五章 「幸福な長寿社会」のつくり方(「出生数70万人割れ」の衝撃
ひとりで複数の高齢者を介護する現場 ほか)

出版社・メーカーコメント

「人生100年時代」とは、単身者が一気に増える時代。格差社会のさまざまな難題を整理し、単身者でも「ゆっくり、幸せに」長寿社会を生きられる国の制度設計と個人の思考法を、家族社会学の第一人者が提言。リスク社会から幸せの解を模索する挑戦の書。

著者紹介

山田 昌弘 (ヤマダ マサヒロ)  
1957年、東京生まれ。1981年、東京大学文学部卒業。1986年、東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。現在、中央大学文学部教授。専門は家族社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)