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戦争・天皇・国家 近代化150年を問いなおす

角川新書 K−34

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2015年7月
ISBNコード 978-4-04-082033-0
4-04-082033-9
税込価格 880円
頁数・縦 255P 18cm

商品内容

要旨

なぜ日本は変わらないのか?戦後論だけでは語りえない国家の本質とは?ノンフィクション作品を通じ様々な角度から日本国の骨格を明らかにしてきた猪瀬直樹に、戦争を体験したジャーナリスト・田原総一朗が問う。

目次

序章 「戦後レジーム」ではなく「黒船レジーム」で考えよ(黒船の恐怖が大日本帝国を生んだ
肥大化する「黒船レジーム」の問題点 ほか)
第1章 近代国家「日本」の誕生(国難は黒船来航から始まった
維新は天皇の奪い合いだった ほか)
第2章 意思統合不能が戦争を起こした(太平洋戦争はなぜ始まったのか
満州事変以後暴走する関東軍 ほか)
第3章 戦後日本はこうして形づくられた(マッカーサー来日
テル・ジ・エンペラー ほか)
第4章 「ディズニーランド」化した日本(エコノミックポリティクスの時代
東京オリンピック ほか)
第5章 黒船の呪縛を乗り越える(歴史の終わり
戦後リベラルの行方 ほか)
終章 アメリカにできない交渉で力を発揮せよ(国家論のタブーを打ち破れ
交渉力を発揮せよ ほか)

出版社・メーカーコメント

この国の未来のために、今なお続く「黒船の呪縛」を真正面から受け止めよ! なぜ日本は変わらないのか? 戦後論だけでは語りえない国家の本質とは? ノンフィクション作品を通じ様々な角度から日本国の骨格を明らかにしてきた猪瀬直樹に、戦争を体験したジャーナリスト・田原総一朗が問う。

著者紹介

猪瀬 直樹 (イノセ ナオキ)  
作家。1946年長野県生まれ。87年『ミカドの肖像』(小学館)で第18回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。2002年6月末、道路公団民営化委員に任命される。2012年に東京都知事に就任。2013年12月、辞任
田原 総一朗 (タハラ ソウイチロウ)  
ジャーナリスト。1934年滋賀県生まれ。60年早稲田大学文学部卒業。同年岩波映画製作所入社。64年東京12チャンネル(現テレビ東京)に開局とともに入社。77年フリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)