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路地裏の民主主義

角川新書 K−138

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2017年5月
ISBNコード 978-4-04-082123-8
4-04-082123-8
税込価格 880円
頁数・縦 222P 18cm

商品内容

要旨

安倍政権の一強時代になり、戦後の平和主義が脅かされ、国家と国民の関係があらためて問われている。法とは何か、民主主義とは何かについてこれまでになく揺さぶられる中、裏通りを歩きながら政治・経済の諸問題を思索する。

目次

第1章 路地裏から民主主義を考える
第2章 路地裏のメディア論
第3章 路地裏の記憶を歩く
第4章 路地裏の読書、ときどき映画
第5章 人間のための経済学
終章 民主主義について語るために、わたしたちは生まれた町に帰ってきた

おすすめコメント

世界の様相は、予想を上回るスピードで変化している。グローバリズムに対する揺り戻しがくるとすれば、それは再分配に配慮した国民国家の再生に向けての動きであり、同時に、ナショナリズム的な復古主義が勃興してくる危険性も懸念された。簡単に言ってしまえば、左からの揺り戻しと、右からの揺り戻しがあるということだ。経済も、政治も、環境も、個人がコントロール可能なスケール(ヒューマン・スケール)を超えて肥大化しており、わたしたちの予想を超えたスピードで変化している。しかし、だからと言って、不公正や横暴がまかり通ることや、戦争への危険を手をこまねいて見ているわけにはいかない。思想的拠点は存在しなくとも、わたしたちには生活の拠点がある。息の長い、実感の伴った生活の場から、今の状況を見つめ直すことはできるからだ。人が生きていく上で本当に大切なものは、変わらない、路地裏を歩けば、忘れてはならないものが見えてくる。オリンピック問題、カジノ法案、憲法改正論議、グローバル教育、権力とメディアなど、市井の思想家が日本社会の違和感について考察していく。第1章:路地裏から民主主義を考える 第2章:路地裏のメディア論 第3章:路地裏の記憶を歩く 第4章:路地裏の読書、ときどき映画 第5章:人間のための経済学 終章:民主主義について語るために、わたしたちは生まれた町に帰ってきた

著者紹介

平川 克美 (ヒラカワ カツミ)  
1950年、東京都生まれ。実業家、著述家。早稲田大学理工学部卒業。現在株式会社ラジオカフェ代表。2011年4月より立教大学大学院特任教授。16年4月より立教大学大学院客員教授、早稲田大学講師。14年3月より、池上線・荏原中延に隣町珈琲を開き、店主となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)