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犯罪「事前」捜査 知られざる米国警察当局の技術

角川新書 K−153

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2017年8月
ISBNコード 978-4-04-082147-4
4-04-082147-5
税込価格 880円
頁数・縦 241P 18cm

商品内容

要旨

世界の捜査の趨勢は事後から「事前」へ―。テロが規模も数も増大し、サイバー化かつ国際化する現在、これまでと同じ対応では難しい。今、米国FBIやNSAが見せる捜査手法はまもなく日本でも展開される。

目次

第1章 ボルチモアの暴動で明らかになった最新捜査技法(アメリカ黒人人権運動Black Lives Matterとは
アメリカ黒人人権運動BLMの広がりと暴動 ほか)
第2章 携帯電話の基地局になりすます「モバイル監視」の捜査とは(携帯電話は持ち主の行動を物語る
スティングレイとは何か ほか)
第3章 最強の盗聴組織とやられっぱなしのSNS(アメリカの強みと弱み
世界最強の盗聴組織・DITU ほか)
第4章 ダークウェブの児童虐待サイトに捜査のメスを入れることは可能か?(欧米諸国と児童ポルノ
アクセスしづらい闇の空間「ダークウェブ」 ほか)
第5章 犯罪やテロを防ぐ事前捜査社会(新しい時代の捜査手法の基本
歴史的変換点としての現代 ほか)

おすすめコメント

世界の捜査の趨勢は事後から「事前」へ―― これまでも「事前捜査」はおこなわれてきた。だが、テロが規模も数も増加し、サイバー化かつ国際化する現在、これまでと同じ対応では難しい。今、米国FBIやNSAが見せる捜査手法はまもなく日本でも展開される。

著者紹介

一田 和樹 (イチダ カズキ)  
コンサルタント会社社長、プロバイダ役員などを歴任後、サイバーセキュリティ情報サービスを始める。2006年に退任。10年『檻の中の少女』(原書房)で第3回島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を受賞
江添 佳代子 (エゾエ カヨコ)  
インターネット広告、出版に携わったのちフリーライター、翻訳家として活動を始める。英国のITメディア「The Register」のセキュリティニュースの翻訳を約800本担当。現在は主にウェブメディアでサイバーセキュリティ関連の記事を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)