• 本

砕かれた神 ある復員兵の手記

角川新書 K−518

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2026年7月
ISBNコード 978-4-04-082557-1
4-04-082557-8
税込価格 1,320円
頁数・縦 347P 18cm

商品内容

要旨

1945年8月、あらゆる価値は崩壊した。熱烈な皇国少年として海兵団に入った著者は、軍隊内暴力と同胞たちの死、戦艦武蔵の沈没を経験する。故郷に戻った彼が見たのは、何事もなかったかのように日常を取り戻す人々と社会、そしてマッカーサーの隣に写る昭和天皇の姿だった。戦争責任という問いに至る思索の旅路を綴り、戦後思想史のゼロ地点を刻む!鶴見俊輔氏の論考を再録。

目次

昭和二十年九月
昭和二十年十月
昭和二十年十一月
昭和二十年十二月
昭和二十一年一月
昭和二十一年二月
昭和二十一年三月
昭和二十一年四月

出版社・メーカーコメント

【戦後思想史のゼロ地点】1945年8月、日本の敗戦はあらゆる価値の崩壊をもたらした。熱烈な皇国少年として、海軍に志願した渡辺清は“不沈艦” 戦艦武蔵に乗り組み、激烈な軍隊内暴力と同胞たちの死、壮絶な沈没を経験する。故郷に戻った彼が見たのは、戦前・戦中を忘却したかのように日常を取り戻す人々と社会、そしてマッカーサーの隣に写る昭和天皇の姿だった……。自分はいったい何を信じ、何に加担していたのか? 戦争責任という問いに至る思索の旅路を綴った、『戦艦武蔵の最期』『海の城』に連なる最重要作! 鶴見俊輔氏の論考も再録。新書版解説・小熊英二

著者紹介

渡辺 清 (ワタナベ キヨシ)  
1925年、静岡県生まれ。1941年、横須賀海兵団に入団(志願兵)、1942年戦艦武蔵に乗り組む。マリアナ、レイテ沖海戦に参加。戦艦武蔵撃沈のさい、遭難し奇跡的に生還。1945年復員。太平洋戦争の生き残りとして戦火の経験を書き残すべく、執筆活動を行うとともに、1970年より日本戦没学生記念会(わだつみ会)事務局長を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)