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光秀の定理

角川文庫 時−か78−1

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2016年12月
ISBNコード 978-4-04-102810-0
4-04-102810-8
税込価格 836円
頁数・縦 454P 15cm

商品内容

要旨

永禄三(1560)年の京。牢人中の明智光秀は、若き兵法者の新九郎、辻博打を行う破戒僧・愚息と運命の出会いを果たす。光秀は幕臣となった後も二人と交流を続ける。やがて織田信長に仕えた光秀は、初陣で長光寺城攻めを命じられた。敵の戦略に焦る中、愚息が得意とした「四つの椀」の博打を思い出すが―。何故、人は必死に生きながらも、滅びゆく者と生き延びる者に分れるのか。革命的歴史小説、待望の文庫化!

おすすめコメント

明智光秀はなぜ瞬く間に出世し、信長と相前後して滅びたのか――。厳然たる「定理」が解き明かす、乱世と人間の本質。各界絶賛の全く新しい歴史小説、ここに誕生! 永禄3(1560)年の京。牢人中の明智光秀は、若き兵法者の新九郎、辻博打を行う破戒僧・愚息と運命の出会いを果たす。光秀は幕臣となった後も二人と交流を続ける。やがて織田信長に仕えた光秀は、初陣で長光寺城攻めを命じられた。敵の戦略に焦る中、愚息が得意とした「四つの椀」の博打を思い出すが――。何故、人は必死に生きながらも、滅びゆく者と生き延びる者に分かれるのか。革命的歴史小説、待望の文庫化! 解説・篠田節子

著者紹介

垣根 涼介 (カキネ リョウスケ)  
1966年長崎県生まれ。筑波大学卒。2000年『午前三時のルースター』でサントリーミステリー大賞と読者賞をダブル受賞し、デビュー。04年『ワイルド・ソウル』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞、大藪春彦賞の史上初の三冠に輝き、05年『君たちに明日はない』で山本周五郎賞を受賞。16年、歴史時代小説第2弾『室町無頼』は「本屋が選ぶ時代小説大賞」を受賞、「2016年歴史・時代小説ベスト10」(「週刊朝日」主催)第1位となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)