• 本

芦田川

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2017年3月
ISBNコード 978-4-04-105270-9
4-04-105270-X
税込価格 1,760円
頁数・縦 253P 20cm

商品内容

要旨

老いてなお「女」でいつづける母・登勢。そのあけすけで奔放な性を嫌悪し、実家を飛び出した不器用な娘、千歳。やがて凡庸ながら温厚な夫と結婚し、憧れのマイホームを構え、幸せな人生を手に入れたと信じて疑わなかった。種違いの美しい妹・ユキがある日転がり込んでくるまでは―。高度経済成長期、重工業都市として発展していく福山は芦田川河口の町を舞台に描く、壮絶な愛憎小説!

おすすめコメント

老いてなお「女」でいつづける母・登勢の奔放な性を嫌悪し、実家を飛び出した不器用な姉、千歳。穏やかなだけが取り柄の凡庸な夫の伸幸とマイホームを構え、子どもにこそ恵まれなかったが、望んでいた人生を手にいれたと信じて疑わなかった。父違いの美しい妹・ユキがある日、転がり込んでくるまでは――高度経済成長期、重工業都市として発展していく福山の芦田川河口を舞台に、母と娘の葛藤、男と女の溝、生きることのどうしようもなさを、濃密に描ききった、著者の最初で最後の現代小説!

著者紹介

今井 絵美子 (イマイ エミコ)  
広島県生まれ。成城大学文芸学部卒。画廊経営、テレビプロデューサーなどを経て、1998年「もぐら」で第16回大阪女性文芸賞佳作、2000年「母の背中」で第34回北日本文学賞選奨。02年、第2回中・近世文学大賞最終候補作となった『蘇鉄のひと玉蘊』を郁朋社より刊行。03年「小日向源伍の終わらない夏」で第10回九州さが大衆文学賞大賞・笹沢左保賞、15年「立場茶屋おりき」シリーズで第4回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞。歴史時代小説、自叙伝なども精力的に発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)