或阿呆の一生・侏儒の言葉
改版
角川文庫 あ2-11
出版社名 | KADOKAWA |
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出版年月 | 2018年11月 |
ISBNコード |
978-4-04-107587-6
(4-04-107587-4) |
税込価格 | 748円 |
頁数・縦 | 388P 15cm |
シリーズ名 | 或阿呆の一生・侏儒の言葉 |
商品内容
要旨 |
視界に半透明の歯車が回っている「僕」の美しくも奇怪な心象風景を綴った小説「歯車」。自らの一生を「月」「械」「剥製の白鳥」「敗北」など、五十一項目でモザイク的に表した「或阿呆の一生」。これらの遺稿のほか、「良心とは厳粛なる趣味である」など、短い警句の中に独特のユーモアと哀感が滲む芥川版箴言集「侏儒の言葉」、遺書「或旧友へ送る手記」など、三十五歳で自死を遂げるまでの最晩年の小説や評論を厳選収録。 |
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おすすめコメント
芥川が命を絶った昭和2年の作品や評論、遺書「或旧友へ送る手紙」等を収録 時代を先取りした「見えすぎる目」がもたらした悲劇。自らの末期を意識した凄絶な心象が描かれた遺稿「歯車」「或阿呆の一生」、最後の評論「西方の人」、箴言集「侏儒の言葉」ほか最晩年の作品を収録。