龍華記
角川文庫 時−さ86−1
出版社名 | KADOKAWA |
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出版年月 | 2021年9月 |
ISBNコード |
978-4-04-111642-5
(4-04-111642-2) |
税込価格 | 770円 |
頁数・縦 | 333P 15cm |
商品内容
要旨 |
時は、平家が繁栄を極める平安末期。高貴な出自でありながら、悪僧(僧兵)として南都興福寺に身を置く範長は、都からやってくるという国検悲違使別当らに危惧をいだいていた。彼らが来るということは、南都をも、平家が支配するという目論みがあるからだ。検悲違使の南都入りを阻止するため、仲間とともに、般若坂へ向かう範長。だが、検悲違使らとの小競り合いが思わぬ乱戦となり、範長は大きな過ちを犯すことになるが―。 |
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出版社・メーカーコメント
南都焼討──平家の業火が生む、憎しみと復讐。著者渾身の歴史小説。高貴な出自ながら、悪僧(僧兵)として南都興福寺に身を置く範長は、都からやってくるという国検非違使別当らに危惧を抱いていた。検非違使を阻止せんと、範長は般若坂に向かうが──。著者渾身の歴史長篇。