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とわの文様

角川文庫 時−な76−1

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2023年3月
ISBNコード 978-4-04-111990-7
4-04-111990-1
税込価格 704円
頁数・縦 261P 15cm

商品内容

要旨

江戸西河岸町の呉服屋・常葉屋は「ここにしかない品がある」と着道楽のあいだでも評判のお店。女将である律が突然姿を消してしまったことで、箱入り娘の十和が店を繁盛させようと奮闘していた。十和の兄で芝居をこよなく愛する若旦那の利一は、面倒事を背負い込む名人。ある日、やくざ者に追われる妊婦を連れて来たことで、常葉屋は大騒動に巻き込まれてしまう…。呉服屋の看板兄妹が織りなす、きらびやかな江戸の人情物語!

出版社・メーカーコメント

呉服屋の箱入り娘が、着物の力でよろず解決 お江戸お仕事小説の新定番!江戸で評判の呉服屋・常葉屋の箱入り娘・とわは、失踪した母の代わりに店を盛り立てようと日々奮闘している。兄の利一は、面倒ごとを背負い込む名人。今日はやくざに追われる妊婦を連れ帰ってきて……。

著者紹介

永井 紗耶子 (ナガイ サヤコ)  
1977年神奈川県出身。慶應義塾大学文学部卒。新聞記者、フリーランスライターを経て、2010年「絡繰り心中」で小学館文庫小説賞を受賞しデビュー。20年刊行の『商う狼 江戸商人 杉本茂十郎』で、細谷正充賞、本屋が選ぶ時代小説大賞、新田次郎文学賞を受賞。22年『女人入眼』が直木賞候補となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)