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わたしを呪ったアレ殺し

角川ホラー文庫 ほ3−4

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2025年2月
ISBNコード 978-4-04-115649-0
4-04-115649-1
税込価格 968円
頁数・縦 340P 15cm

商品内容

要旨

自分だけに見えていたはずの怪物・蛞蝓女がSNSで話題になっているのを知った大学生の芽衣。粘液を垂れ流しながら追ってくる“アレ”に捕まればきっと死ぬ―現実と向き合うため、芽衣は彼氏の恭一とともに呪いが生まれた故郷・沢母児町へ向かう。先輩で研究者の雪丸千璃も加わり、“呪いを殺す方法”を探っていくが…。土地神の祟りの噂、不気味な町民たち。町の禁忌に触れた時、想像を絶する地獄が始まる。異形蠢く戦慄の復讐譚。

出版社・メーカーコメント

幼少の頃から、自分だけに見える幻覚「蛞蝓女」に悩み続けてきた女子大学生・芽衣。ある日、「蛞蝓女」がネット上で都市伝説化していることを知る。芽衣の通う大学で、不気味な怪物の目撃情報が多発していたのだ。怪我人までもが発生し、芽衣はついに彼氏の恭一と共に、「蛞蝓女」の呪いが生まれた故郷・沢母児町へ向かうことを決意する。一方で、怪奇現象の研究者であり、芽衣の中学時代の先輩である雪丸千璃もまた、この呪いの正体を追い、沢母児を訪れていた。沢母児に伝わる超能力者・沾水ネンの伝承、「メノテメ様」の祟りの噂、どこか不気味な村の人々。3人は、奇妙な町の秘密を探っていくが……呪いを「殺す」方法は存在するのか? すべての謎が解き明かされるとき、物語は想像を絶する結末へと動き出す。日本ホラー小説大賞出身の鬼才による、異形蠢く戦慄の復讐譚!

著者紹介

堀井 拓馬 (ホリイ タクマ)  
1987年生まれ、東京都出身。文京学院大学人間学部卒業。第18回日本ホラー小説大賞長編賞を受賞した『なまづま』で、2011年デビュー。奔放奇抜な想像力と独特の世界観が高く評価される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)