• 本

黒い家

角川ホラー文庫

出版社名 角川書店
出版年月 1998年12月
ISBNコード 978-4-04-197902-0
4-04-197902-1
税込価格 748円
頁数・縦 392P 15cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 保険会社に勤める若槻。
    偶然受けた一本の電話から恐怖が始まる、、、。

    息子の死亡保険支払を迫る得体の知れない夫婦。
    「黒い家」に押し込められたおぞましい秘密、、。
    なんともいえない嫌ぁな恐怖が
    体中に染み込んでいくような、
    それでいて読み始めたら文字を追う目が止められない。
    そんなホラー作品です。
    終盤では手に汗握る展開も待ち受けています。
    確実に楽しめる1冊です。

    (2015年2月4日)

商品内容

要旨

若槻慎二は、生命保険会社の京都支社で保険金の支払い査定に忙殺されていた。ある日、顧客の家に呼び出され、期せずして子供の首吊り死体の第一発見者になってしまう。ほどなく死亡保険金が請求されるが、顧客の不審な態度から他殺を確信していた若槻は、独自調査に乗り出す。信じられない悪夢が待ち受けていることも知らずに…。恐怖の連続、桁外れのサスペンス。読者を未だ曾てない戦慄の境地へと導く衝撃のノンストップ長編。第4回日本ホラー小説大賞大賞受賞作。

おすすめコメント

「リング」に始まった日本のホラーブームは、本書でピークを迎えました。映画の方は、「大竹しのぶってすごい女優なんだ」と感心させられるほどの熱演で、観る者を圧倒しますが、原作は本当に怖いです。ラストは恐怖の連続、桁外れのサスペンスです。絶対読んで、戦慄の境地に導かれるべし!