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マリー・アントワネット 下

角川文庫 ツ1−2

出版社名 角川書店
出版年月 2007年1月
ISBNコード 978-4-04-208208-8
4-04-208208-4
税込価格 748円
頁数・縦 380P 15cm
シリーズ名 マリー・アントワネット

商品内容

要旨

華やかな宮廷から断頭台へ―。革命の火蓋が切って落とされ、市民の怒りの的となったアントワネット。恋人フェルゼンの努力も実らず、国外逃亡も失敗し、いよいよ王冠も剥奪される。夫ルイ十六世の処刑、子供との別離、非情な裁判…その中で彼女は初めて「自分が何者か」を知る。死を前にしてついに、本物の王妃となる。歴史が造り上げた史上最大の悲劇の幕切れは、潔く、深い余韻を残す。ツヴァイクの最高傑作、新訳完結篇。

おすすめコメント

『ベルばら』を初め、様々なアントワネット・ブームはここから生まれた!運命の恋人フェルゼンと出逢い、ついに本物の愛を知ったアントワネット。しかしフランス王妃としての運命は、女としての幸せを彼女に与えなかった。煌びやかな宮殿から死の断頭台へ――悲劇と感動のクライマックス。

著者紹介

ツヴァイク,シュテファン (ツヴァイク,シュテファン)   Zweig,Stefan
1881‐1942。オーストリア、ウィーン生まれ。ユダヤ系作家。20歳で発表した詩集『銀の弦』でリルケやデーメルから絶賛される。哲学、独・仏文学を修め、ウィーン大学卒業後はヨーロッパ、インド、アメリカなどを遍歴。国際的教養人としてロマン・ロランやヴェルハーレンら各国の文化人と親交を結んだ。30代半ばでザルツブルクに邸宅を構え、そこで短編小説集『アモク』、戯曲『ヴォルポーネ』、評伝『三人の巨匠』『デーモンとの闘争』、そして卓抜な手腕を発揮した伝記『ジョゼフ・フーシェ』『マリー・アントワネット』『メアリ・スチュアート』など、数々の傑作を生み出した。1934年、ナチス支配を逃れてイギリスに亡命。さらにNYを経てブラジルへ。国賓待遇を受け、評伝『バルザック』、自伝的エッセー『昨日の世界』を発表したが、1942年にリオ近郊ペトロポリスにて死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)