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古代研究 2

改版

民俗学篇 2

角川ソフィア文庫 J119−2

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2017年1月
ISBNコード 978-4-04-400197-1
4-04-400197-9
税込価格 1,012円
頁数・縦 311P 15cm
シリーズ名 古代研究

商品内容

要旨

「ともかく行ってみることだ」行って、見て、具体的に、文献の中に眠っている知識を呼び覚ませ―。折口がなにより重視していたのは実践であり、その成果として代表されるのが、琉球や雪祭り、花祭りの採訪から生まれた「信太妻の話」そして「翁の発生」である。折口民俗学の中核をなす2篇をはじめ、前段となる「愛護若」「花の話」など11篇を収録。国文学と芸能研究融合の萌芽が随所に息づく。

目次

盆踊りの話
信太妻の話
愛護若
鸚鵡小町
餓鬼阿弥蘇生譚
小栗外伝(餓鬼阿弥蘇生譚の二)―魂と姿との関係
翁の発生
ほうとする話―祭りの発生その一
村々の祭り―祭りの発生その二
山のことぶれ
花の話

おすすめコメント

「ともかく行ってみることだ」行って、見て、具体的に、文献の中に眠っている知識を呼び覚ませ――。折口がなにより重視していたのは実践であり、その成果として代表されるのが、琉球や雪祭り、花祭りの採訪から生まれた「信太妻の話」そして「翁の発生」である。折口民俗学の中核をなす二篇をはじめ、前段となる「愛護若」「花の話」など11篇を収録。国文学と芸能研究融合の萌芽が随所に息づく。解説・池田弥三郎/安藤礼二 〈目次〉 盆踊りの話 信太妻の話 愛護若 鸚鵡小町 餓鬼阿弥蘇生譚 小栗外伝(餓鬼阿弥蘇生譚の二) 翁の発生 ほうとする話――祭りの発生 その一 村々の祭り――祭りの発生 その二 山のことぶれ 花の話 解説・折口信夫研究 池田弥三郎 新版解説・霊魂論と祝祭論 安藤礼二

著者紹介

折口 信夫 (オリクチ シノブ)  
1887(明治20)年〜1953(昭和28)年。国文学者、民俗学者、歌人、詩人。歌人としての名は「釈迢空」。大阪府木津村生まれ。天王寺中学卒業後、國學院大學に進み、国学者三矢重松から深い恩顧を受ける。國學院大學教授を経て、慶應義塾大学教授となり、終生教壇に立った。古代研究に基を置き、国文学、民俗学の域に捉われることなく、広く学問研究と表現活動を続けた。没後、全集にまとめられた功績により日本芸術院恩賜賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)