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経済学 上巻

角川ソフィア文庫 G256−1

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2019年5月
ISBNコード 978-4-04-400437-8
4-04-400437-4
税込価格 1,056円
頁数・縦 326P 15cm
シリーズ名 経済学

商品内容

要旨

日本の代表的マルクス経済学者宇野弘蔵。宇野はマルクスの『資本論』を批判的に読み込み、その理論とイデオロギーを分離した。そして、経済学の研究を原理論、段階論、現状分析の3段階に分けて独自の経済学を構築し、彼の理論は大きな影響を与えることになる(宇野学派)。宇野が学派を代表する研究者たちと、大学教養課程における経済学の入門書としてまとめた名著を復刊!数多の経済学徒を導いたロングセラー。

目次

序論
第1部 資本主義の発達と構造(封建社会とその崩壊
資本主義の発生
資本主義社会の確立
後期資本主義への転化)
第2部 経済学説の発展(序説
一七世紀の経済学
一八世紀の経済学
古典経済学の確立とその解説)

おすすめコメント

数多の経済学徒を導いた名著、復刊!! 資本主義を解明する不朽の教科書。「宇野が原理論、段階論、現状分析のすべてについて体系的に編集した本書が、唯一の著作」(佐藤優氏)宇野弘蔵が宇野派を代表する研究者と共に、大学の教養課程における経済学の入門書としてまとめた名著。

著者紹介

宇野 弘蔵 (ウノ コウゾウ)  
1897年、岡山県生まれ。1921年、東京帝国大学卒。東北帝国大学助教授を経て、東京大学、法政大学などの教授を歴任し、77年に死去。経済学博士。マルクス主義経済学を専門とし、その独創的な『資本論』読解により、宇野学派と呼ばれる学派を形成した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)