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昭和全史

角川ソフィア文庫 I305−1

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2024年10月
ISBNコード 978-4-04-400828-4
4-04-400828-0
税込価格 1,760円
頁数・縦 488P 15cm

商品内容

要旨

昭和とはいかなる時代だったのか。戦争の暗い影と復興の光、高度経済成長の熱狂を通じて、日常生活は根本的に変化した。個性的な政治家たちによる社会改革や、日本中を揺るがす未曾有の事件、文化や芸能の興隆と成熟―劇的な出来事の数々を全145項目で多角的に振り返りながら、現代日本の基礎が形作られてゆくさまを再発見する。ノスタルジーとともに、日本の近代史の核となる「昭和」を一望できる、全世代必携の一冊。

目次

第1章 戦争への道のり 昭和元年〜昭和20年(昭和のはじまり 昭和元年
金融恐慌と世界恐慌 昭和2年〜 ほか)
第2章 占領と復興 昭和20年〜昭和30年頃(占領軍がやってきた 昭和20年
引揚げと復員 昭和20年〜 ほか)
第3章 高度成長のはじまり 昭和30年頃〜昭和40年頃(高度経済成長のからくり 昭和30年〜昭和45年
三種の神器と電話の普及 昭和24年〜 ほか)
第4章 高度成長から安定成長へ 昭和40年頃〜昭和50年頃(佐藤栄作の長期政権 昭和39年〜昭和47年
3Cの普及の実態 昭和30年代 ほか)
第5章 昭和のおわり 昭和50年頃〜昭和64年(今太閤 田中角栄 昭和47年
『日本列島改造論』 昭和47年 ほか)

出版社・メーカーコメント

昭和の歴史を145の項目に整理。図や写真とともに解説。懐かしの人物、事件、トピックの裏話も満載。令和を生きる日本人にとり、美しくて懐かしい、もっとも大切な時代である「昭和」を一気に振り返る。

著者紹介

古川 隆久 (フルカワ タカヒサ)  
1962年、東京都生まれ。東京大学文学部国史学専修課程卒業、同大学院人文科学研究科博士課程修了、博士(文学)。現在、日本大学文理学部教授。『戦時下の日本映画』(吉川弘文館)で大衆文学研究賞、『昭和天皇』(中公新書)でサントリー学芸賞を受賞。編集委員を務めた『昭和天皇拝謁記』全7巻(岩波書店)で毎日出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)