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一目小僧その他

新版

角川ソフィア文庫 SP J−102−4

出版社名 角川学芸出版
出版年月 2013年1月
ISBNコード 978-4-04-408308-3
4-04-408308-8
税込価格 924円
頁数・縦 364P 15cm

商品内容

要旨

妖怪とは零落した神である―。一目小僧、物言う魚、ダイダラ坊の足跡ほか、日本全国に広く伝わる伝説を蒐集・整理して丹念に分析。それぞれの由来と歴史、人々の信仰や風習を辿りながら、妖怪が生まれる背景について大胆な仮説を提唱する伝説研究の代表作。

目次

一目小僧
目一つ五郎考
鹿の耳
橋姫
隠れ里
流され王
魚王行乞譚
物言う魚
餅白鳥に化する話
ダイダラ坊の足跡
熊谷弥惣左衛門の話

おすすめコメント

日本全国に広く伝承されている「一目小僧」「橋姫」「物言う魚」「ダイダラ坊」などの伝説を蒐集・整理し、丹念に分析。各伝説の由来と歴史、それらに対する人々の信仰を辿り、日本人の精神構造を読み解く。

著者紹介

柳田 国男 (ヤナギタ クニオ)  
1875年、兵庫生まれ。1900年、東京帝国大学法科大学卒。農商務省に入り、法制局参事官、貴族院書記官長などを歴任。35年、民間伝承の会(のち日本民俗学会)を創始し、雑誌「民間伝承」を刊行、日本民俗学の独自の立場を確立。51年、文化勲章受章。62年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)