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平清盛と後白河院

角川選書 504

出版社名 角川学芸出版
出版年月 2012年3月
ISBNコード 978-4-04-703504-1
4-04-703504-1
税込価格 1,760円
頁数・縦 239P 19cm

商品内容

要旨

帝王・後白河院と、保元・平治の乱を経てその最大の補佐役となった平清盛。しかし両者は、やがて激しく対立する。清盛暗殺の謀議・鹿ケ谷事件、治承三年政変と後白河幽閉。そして平氏政権の樹立―。後白河近臣の藤原信頼・成親と清盛の対立や、父・清盛と後白河の仲裁者であり、優れた軍事指揮官であった重盛の死など、清盛・後白河対立の看過されてきた背景を詳細に検証。武者の世へと至る平安末期の権力闘争を描きだす。

目次

第1章 初の接点 保元の乱
第2章 清盛の勝利 平治の乱
第3章 協調への道 後白河院政の成立
第4章 重盛と成親
第5章 権大納言惨殺 鹿ケ谷事件
第6章 後白河院政停止
終章 闘いの決着

出版社
商品紹介

悪人・清盛像を覆す画期的清盛論で知られる著者が、清盛の誕生から政権中枢への接近、政敵との角逐、遷都構想、死と平氏滅亡までを、清盛の協力者でありライバルであった後白河院との攻防を軸に、鮮やかに描きだす。

出版社・メーカーコメント

1954年、兵庫県生まれ。中世前期政治史専攻。現在、京都大学大学院人間・環境学研究科教授。京都大学博士(文学)。『平清盛の闘い』(角川学芸出版)、『院政期政治史研究』(思文閣出版)、『武士の成立』(吉川弘文館)、人物叢書『藤原忠実』(吉川弘文館)など著書多数。

著者紹介

元木 泰雄 (モトキ ヤスオ)  
1954年、兵庫県生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程指導認定退学。中世前期政治史専攻。現在、京都大学大学院人間・環境学研究科教授。京都大学博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)