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介護のことになると親子はなぜすれ違うのか ナッジでわかる親の本心

出版社名 メディカル・ケア・サービス
出版年月 2024年6月
ISBNコード 978-4-05-802243-6
4-05-802243-4
税込価格 1,650円
頁数・縦 175P 21cm

商品内容

要旨

介護拒否、免許返納、家族介護など介護をラクにするコミュニケーション術。

目次

プロローグ なぜ、この3人が集まったのか
序章 介護の悩み、ナッジで解決できるかも
第1章 もしかして認知症?怒りっぽくなった母・絹江
第2章 「介護は女性の役目」と譲らず押しつける母・明子
第3章 「介護は家族がするもの」と支配欲が強い母・洋子
第4章 要介護認定の調査員に自分をよく見せたい父・昭
第5章 プライドが高い引きこもりの叔母・富江
第6章 ゴミ屋敷に住む買い物好きの母・かよ
第7章 事故を起こしたことを忘れている?車に執着する父・守
第8章 大切なものをすぐなくす金銭管理が難しい父・肇
エピローグ 正解はないかもしれない、けれど

出版社・メーカーコメント

「良かれと思ったのに、親を怒らせてしまった」が頻発する介護の問題。親の心をのぞいてみたら介護拒否をひっくり返せるはず。行動経済学と福祉社会学、看護の専門家が集まって、介護拒否を話題の「ナッジ」を使って解決しよう。

著者紹介

神戸 貴子 (カンベ タカコ)  
「わたしの看護師さん」代表。遠距離介護支援協会代表。看護師・ケアマネジャー。自ら親戚の介護を経験し、ビジネスケアラーを支えるための保険外介護サービス「わたしの看護師さん」を創業。ヤングケアラー支援事業も行う。全国商工会議所、女性起業家大賞、スタートアップ優秀賞女性のチャレンジ賞、内閣府大臣賞受賞など、国内外のメディアに多数出演
竹林 正樹 (タケバヤシ マサキ)  
青森大学客員教授。ナッジに関する英語論文発表、ナッジの魅力を津軽弁で語りかけるスタイルの講演、ナッジを用いたヘルスケアのコンサルティングなど、ナッジの研究と普及啓発を中心に活動。ナッジで受診促進を紹介したTEDxトークは、YouTubeで80万回以上再生
鍋山 祥子 (ナベヤマ ショウコ)  
山口大学経済学部教授・ダイバーシティ推進担当副学長。ケア論やアイデンティティ論をベースに、ジェンダー視点を用いて誰も犠牲にならないケアの仕組みを考える「暮らしの社会学者」。遠距離介護についての研究を続けながら、同時に、持続可能な地域well‐beingのためのデジタル活用の可能性について研究中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)