
海と列島の中世
講談社学術文庫 1592
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 2003年4月 |
ISBNコード |
978-4-06-159592-7
(4-06-159592-X) |
税込価格 | 1,265円 |
頁数・縦 | 386P 15cm |
商品内容
要旨 |
海は柔らかい交通路である。それは自在な交通を許し、人と人を結び、文化同士を融合させる。本書では全国の中世海村・海民の姿が、綿密な現地調査と文献から浮き彫りにされてゆく。中国大陸・朝鮮半島・日本列島をまたにかけた「倭寇世界人」を生み出した海のダイナミズムを探り、東アジアに開かれた列島社会の新鮮な姿を描き出す、網野史学の論集。 |
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目次 |
1 列島(海のルート―「中国文化」と律令制 |
出版社・メーカーコメント
海が人を結ぶ。列島中世を探照する網野史観海は柔かい交通路である。海村のあり方から「倭寇世界人」まで。文化を結ぶ海のダイナミズムを探り、東アジアに開かれた日本列島の新鮮な姿を示す網野史学の論集