
日本浪曼派批判序説
講談社文芸文庫
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 1998年6月 |
ISBNコード |
978-4-06-197619-1
(4-06-197619-2) |
税込価格 | 1,430円 |
頁数・縦 | 324P 16cm |
商品内容
要旨 |
「日本浪曼派」は神保光太郎、亀井勝一郎、中島栄次郎、中谷孝雄、緒方隆士、保田与重郎ら六人で創刊した雑誌名であるが、戦前、大日本帝国の侵略的アジア主義、満州国の擁立から第二次世界大戦の流れのなかで文学運動をこえて、青少年に思想的に多大な影響を与えた。本書は、日本浪曼派の中心人物たる保田与重郎らの近代批判、古代賛歌的日本主義などを初めて精細に批判、検証したもの。 |
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目次 |
1 日本浪曼派批判序説(問題の提起 |
出版社・メーカーコメント
戦前の一大思想であった日本浪曼派の分析。日本精神史の一つとして避けて通れない日本浪曼派。保田輿重郎を中心とする文学運動は、いったい何であったのか、著者の青春的体験をも踏まえた批判的名著。