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ひとり

15歳の寺子屋

出版社名 講談社
出版年月 2010年10月
ISBNコード 978-4-06-216565-5
4-06-216565-1
税込価格 1,100円
頁数・縦 92P 20cm

商品内容

要旨

「さあ、どうぞ。もっとお楽に。お行儀悪くなさってください。どんな質問にも、正直にお答えします」15歳の男女4人を相手に1年にわたって行われた、小さな寺子屋授業。今では「戦後思想界の巨人」と呼ばれる吉本隆明さんも、子どもの頃、人と話すのは苦手でした。でも、届かなかった言葉こそが、自分にいろんなことを教えてくれたといいます。自分や誰かの言葉の根っこに思いをめぐらせることは、人が孤独をしのぐ時の力に、きっとなる。進路、文学、恋愛…、考え抜かれた言葉の数々に、心が鍛えられる授業です。

目次

1時間目 ひとりっていうのは悪いもんじゃないぜ
2時間目 才能って何だろうね
3時間目 人生にどっちが正解ってことはないんだぜ
4時間目 特別授業
5時間目 恋愛って難しい
6時間目 大人になるってどういうこと?

出版社
商品紹介

届かなかった言葉こそが、自分にいろんなことを教えてくれた。15歳男女4人への寺子屋授業、その実録。

おすすめコメント

「沈黙も言葉」15歳への寺子屋授業その実録 「さあ、どうぞ。もっとお楽に。お行儀悪くなさってください。どんな質問にも、正直にお答えします」15歳の男女4人を相手に1年にわたって行われた、小さな寺子屋授業。今では「戦後思想界の巨人」と呼ばれる吉本隆明さんも、子どもの頃、人と話すのは苦手でした。でも、届かなかった言葉こそが、自分にいろんなことを教えてくれたといいます。自分や誰かの言葉の根っこに思いをめぐらせることは、人が孤独をしのぐ時の力に、きっとなる。進路、文学、恋愛……、考え抜かれた言葉の数々に、心が鍛えられる授業です。

著者紹介

吉本 隆明 (ヨシモト タカアキ)  
1924年、東京の月島生まれ。詩人、文芸批評家、思想家。東京工業大学工学部電気化学科卒業後、工場に勤務しながら詩作や評論活動をつづける。日本の戦後思想に大きな影響をあたえ、文学や芸術だけでなく、政治、経済、国家、宗教、家族や大衆文化にいたるまで、人間社会のあらゆる事象を縦横無尽に論じ、「戦後思想界の巨人」と呼ばれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)