• 本

故園黄葉

講談社文庫

出版社名 講談社
出版年月 2002年2月
ISBNコード 978-4-06-273377-9
4-06-273377-3
税込価格 586円
頁数・縦 302P 15cm

商品内容

要旨

「秋が来て、木の葉が段々色づいて、枯れて落ちていくのと同ンなじなんやなあ」遠藤周作の言葉を思い起こさせる顧況の七言絶句の事を書いた表題ほか、旅や味、亡き師や友のことなど優しい眼差しで描く随筆集。

目次

私の汽車旅讃歌
ヤルタへの船旅
セント・アイヴス紀行
飯田線追想紀行
密林の中の山本機
私の写真館
とりとめもない感想―文字について
満員電車の中で
提督が喧嘩をした話
米内さんの書〔ほか〕

著者紹介

阿川 弘之 (アガワ ヒロユキ)  
1920年12月24日広島県生まれ。東京帝国大学国文科卒業。芸術院会員。海軍大尉として復員後、志賀直哉に師事。著作は『山本五十六』『井上成美』『米内光政』ほか多数。『志賀直哉』で毎日出版文化賞と野間文芸賞を受賞した。1999年に文化勲章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)