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赤ちゃん教育

講談社文庫 の14−1

出版社名 講談社
出版年月 2008年5月
ISBNコード 978-4-06-276057-7
4-06-276057-6
税込価格 514円
頁数・縦 163P 15cm

商品内容

要旨

乗り物をこよなく愛するわが子が、将来、親の無免許であることを知ったらどうなるかと落ち込みつつ、大詩人、マラルメだってわが子の誕生にびびっていたではないか!と己を鼓舞する仏文学者。「子の誕生」という、誰もがあわてふためく瞬間を、自らの育児体験や偉人たちの例と共に描いたユーモアエッセイ。講談社エッセイ賞受賞作。

目次

生まれ出る悩み
親馬鹿たち
雀のさえずり
鉄路の白薔薇
赤ん坊の食事
乳房の神話学
黒猫のタンゴ
反抗的人間
書物について
ウォーターボーイズ
おばあちゃんたち
みんな赤ちゃんになった
新幹線日和

おすすめコメント

偉人は赤子時代で決まる?エッセイ賞受賞作ジュネは生後7ヶ月で捨て子に。サルトルは9ヶ月で離乳。カミュは愛する甥っ子を「ペスト」と呼んだ……著者の育児体験と共に綴られる、知的ユーモアエッセイ。

出版社・メーカーコメント

乗り物をこよなく愛するわが子が、将来、親の無免許であることを知ったらどうなるかと落ち込みつつ、大詩人、マラルメだってわが子の誕生にびびっていたではないか! と己を鼓舞する仏文学者。「子の誕生」という、誰もがあわてふためく瞬間を、自らの育児体験や偉人たちの例と共に描いたユーモアエッセイ。

著者紹介

野崎 歓 (ノザキ カン)  
1959年新潟県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科・文学部仏文科准教授。翻訳家、エッセイスト。2000年、J.P.トゥーサン作品の翻訳によりベルギー・フランス語共同体翻訳賞、2001年に著書『ジャン・ルノワール 越境する映画』(青土社)でサントリー学芸賞を受賞。『赤ちゃん教育』で2006年度講談社エッセイ賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)