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吉田茂ポピュリズムに背を向けて 上

講談社文庫 き56-5

出版社名 講談社
出版年月 2012年11月
ISBNコード 978-4-06-277408-6
4-06-277408-9
税込価格 576円
頁数・縦 211P 15cm
シリーズ名 吉田茂ポピュリズムに背を向けて

商品内容

要旨

ワンマン宰相と呼ばれ、占領からの早期独立を果たした吉田茂。戦前、外交官だった彼は、ヒトラー、ムッソリーニと手を結ぶ三国軍事同盟に強く反対。最後まで開戦を回避しようと努力する。さらに戦争中も早期終戦に奔走するが、反東条派と睨まれた彼は、スパイを送り込まれ、ついに憲兵に逮捕されてしまう。

目次

独立記念日
「ワンマン」のルーツ
養父・健三とジャーディン・マセソン商会
気位は高いが間違ったことはしない
親の七光りは嫌いです
雪子と岳父・牧野伸顕
おれのようにやったら三〇くらいでクビだがね
パリ講和会議
夢に終わった高等官一等
満州某重大事件〔ほか〕

おすすめコメント

サンフランシスコ講和条約を締結し、独立を回復した豪腕政治家・吉田茂。GHQと渡り合い、白洲次郎に敬愛された彼の決定版評伝。

著者紹介

北 康利 (キタ ヤストシ)  
昭和35年12月24日名古屋市生まれ、東京大学法学部卒業後、富士銀行入行。資産証券化の専門家として富士証券投資戦略部長、みずほ証券財務開発部長等を歴任。平成20年6月末でみずほ証券退職。本格的に作家活動に入る。関西学院大学非常勤講師。第14回山本七平賞を受賞した『白洲次郎 占領を背負った男』など著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)