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村のエトランジェ

講談社文芸文庫 おD5

出版社名 講談社
出版年月 2009年7月
ISBNコード 978-4-06-290054-6
4-06-290054-8
税込価格 1,650円
頁数・縦 291P 16cm

商品内容

要旨

小さな村に疎開してきた美しい姉妹。ひとりの男をめぐり彼女らの間に起こった恋の波紋と水難事件を、端正な都会的感覚の文章で綴った表題作ほか、空襲下、かつての恋人の姿をキャンバスに写すことで、命をすりへらしていく画家との交流をたどる「白い機影」など、初期作品八篇を収録。静かな明るさの中に悲哀がただよい、日常の陰影をさりげないユーモアで包む、詩情豊かな独自の世界。「小沼文学」への導きの一冊。

出版社・メーカーコメント

格調高い文章が生み出すペーソスとユーモア 疎開先の村で起こった恋の騒動を、端正な都会的感覚の文章で綴った表題作を中心に、初期作品7篇を収録。独自の世界を築いてきた「小沼文学」への最高の入門書。

著者紹介

小沼 丹 (オヌマ タン)  
1918・9・9〜1996・11・8。小説家。東京生まれ。1942年、早稲田大学を繰り上げ卒業。在学中より井伏鱒二を知り師事する。高校教員を経て、58年より早稲田大学英文科教授。日常に材をとりながらユーモアとペーソスのただよう洒脱な文体で独自の世界を築く。70年、『懐中時計』で読売文学賞。75年、『椋鳥日記』で平林たい子文学賞。89年、日本芸術院会員となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)