• 本

折口信夫対話集

講談社文芸文庫 おW4

出版社名 講談社
出版年月 2013年6月
ISBNコード 978-4-06-290197-0
4-06-290197-8
税込価格 1,760円
頁数・縦 391P 16cm

商品内容

要旨

生涯に膨大な対談、鼎談を残した折口の対話を三章で構成した安藤礼二のオリジナル編集。北原白秋、室生犀星、西脇順三郎、谷崎潤一郎、川端康成、小林秀雄達と文芸を語り合った第一章。第二章は師・柳田国男と民俗学について。鈴木大拙等との宗教をめぐる第三章は、全集未収録で資料としても貴重な座談会である。

目次

1 文学をめぐって(緑ケ丘夜話(×北原白秋)
古典について(×室生犀星)
一九四九年の春を語る(×西脇順三郎)
細雪をめぐって(×川端康成、谷崎潤一郎)
日本詩歌の諸問題(×神西清、日夏耿之介
三好達治)
古典をめぐりて(×小林秀雄)
燈火清談(×小林秀雄))
2 民俗学をめぐって(日本人の神と霊魂の観念そのほか(×柳田国男、石田英一郎)
民俗学から民族学へ(×柳田国男、石田英一郎))
3 神道学をめぐって(全集未収録座談会)(思想維新―まつりに就いて(×『鶴岡』同人)
神道と仏教(×鈴木大拙、横山秀雄、『悠久』同人))

著者紹介

折口 信夫 (オリクチ シノブ)  
1887・2・11〜1953・9・3。歌人、詩人(歌人、詩人としては釈迢空を名乗った)、国文学者、民俗学者。大阪生まれ。1910年、国学院大学卒業後、中学校教師を経て、国学院大学、慶応大学で教鞭をとる。島木赤彦、柳田国男との出会いで歌誌「アララギ」、民俗学雑誌「郷土研究」と関わることとなり、その後の生涯が決定づけられる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)