• 本

ドイツ貴族の明治宮廷記

講談社学術文庫 2088

出版社名 講談社
出版年月 2011年12月
ISBNコード 978-4-06-292088-9
4-06-292088-3
税込価格 1,100円
頁数・縦 300P 15cm

商品内容

要旨

明治中期、宮中近代化のために招聘され、新宮殿での憲法発布式典を見届けて帰国したお雇い外国人、モールの日本滞在記。威厳ある若き天皇への謁見、知性と品位を備えた皇后への賞讃、「宮中衣裳問題」での伊藤博文との衝突など、欧化を急ぐ立憲国家成立期の宮廷社会を知る必読文献。さらに関西、箱根、日光、磐梯山への旅など、各地の風物も豊かに描く。

目次

日本への旅立ち
宮中にて
華族の生活
古都への旅
最後の将軍
侍従武官
宮中狩猟会
憲法発布

著者紹介

モール,オットマール・フォン (モール,オットマールフォン)   Mohl,Ottmar von
1846‐1922。ドイツの外交官。1887年、日本政府により宮内省顧問として招聘され、宮中儀礼や諸制度の改革案に携わった。明治憲法の発布式を終えた1889年に帰国
金森 誠也 (カナモリ シゲナリ)  
1927年、東京生まれ。東京大学文学部卒。広島大学、静岡大学、日本大学等の教授を歴任。1993年に日本独学史学会賞、2007年に国際文化表現学会賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)