• 本

京まんだら 上 新装版

講談社文庫 せ1−86

出版社名 講談社
出版年月 2019年11月
ISBNコード 978-4-06-517798-3
4-06-517798-7
税込価格 990円
頁数・縦 481P 15cm
シリーズ名 京まんだら

商品内容

要旨

大晦日。京都の旅館に集まったのは、出版社社長とその姪、随筆家、カメラマンの女性四人と、それを迎える祇園のお茶屋「竹乃家」の女将・雪村芙佐だった。冬から春へ。彼女たちの恋情や、芸妓・舞妓の生き方を縦糸に、京都の四季の移ろいや名所の風情を横糸にして、曼荼羅のように華やかに織り込んだ名作。

おすすめコメント

京都の四季の移ろいをまんだらのように織り込んで、祇園に生きる女性たちの恋情を華やかに描いた名作が新装版に!

著者紹介

瀬戸内 寂聴 (セトウチ ジャクチョウ)  
1922年、徳島県生まれ。東京女子大学卒。’57年「女子大生・曲愛玲」で新潮社同人雑誌賞、’61年『田村俊子』で田村俊子賞、’63年『夏の終り』で女流文学賞を受賞。’73年に平泉・中尊寺で得度、法名・寂聴となる(旧名・晴美)。’2年『花に問え』で谷崎潤一郎賞、’96年『白道』で芸術選奨文部大臣賞、2001年『場所』で野間文芸賞、’11年『風景』で泉鏡花文学賞を受賞。’98年『源氏物語』現代語訳を完訳。’06年、文化勲章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)