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京まんだら 下 新装版

講談社文庫 せ1−87

出版社名 講談社
出版年月 2019年11月
ISBNコード 978-4-06-517799-0
4-06-517799-5
税込価格 1,012円
頁数・縦 512P 15cm
シリーズ名 京まんだら

商品内容

要旨

祇園のお茶屋「竹乃家」は開店から三十年めを迎えた。女将・芙佐の後継の悩みや来し方への思い。正月に集った出版社社長とその姪、随筆家、カメラマンら女性四人の恋のゆくえ。そして仲居や芸妓の結婚話など、京都を舞台に描かれる人間模様が心揺さぶる。都をどり、葵祭、祇園会、大文字と、季節は春から秋へ。

おすすめコメント

京都の祇園を舞台に繰り広げられる人間模様。そこに生きる女将や舞子、芸妓たちが活き活きと描かれ、街の風情も楽しめる傑作小説!

著者紹介

瀬戸内 寂聴 (セトウチ ジャクチョウ)  
1922年、徳島県生まれ。東京女子大学卒。’57年「女子大生・曲愛玲」で新潮社同人雑誌賞、’61年『田村俊子』で田村俊子賞、’63年『夏の終り』で女流文学賞を受賞。’73年に平泉・中尊寺で得度、法名・寂聴となる(旧名・晴美)。’92年『花に問え』で谷崎潤一郎賞、’96年『白道』で芸術選奨文部大臣賞、2001年『場所』で野間文芸賞、’11年『風景』で泉鏡花文学賞を受賞。’98年『源氏物語』現代語訳を完訳。’06年、文化勲章受章。また、95歳で書き上げた長篇小説『いのち』が大きな話題になった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)