フーコー・ドゥルーズ・デリダ
講談社文芸文庫 はM6
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 2022年11月 |
ISBNコード |
978-4-06-529925-8
(4-06-529925-X) |
税込価格 | 1,980円 |
頁数・縦 | 268P 16cm |
商品内容
要旨 |
今や古典となった『言葉と物』『差異と反復』『グラマトロジーについて』をめぐって紡がれた、この「三つの物語」は、一九七八年、衝撃とともに刊行された。哲学者が登場するものの「哲学の物語」ではない。概説書でも研究書でもない。本書は類を見ない批評論=批評の実践であり、「読むことの物語」である。瑞々しく、そぎ落とされた文体で“批評”を体現しつづける著者の真骨頂。 |
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目次 |
1 肖像画家の黒い欲望―ミシェル・フーコー『言葉と物』を読む |
出版社・メーカーコメント
『言葉と物』、『差異と反復』、『グラマトロジーについて』。いまや古典となったフランス現代思想の名著をめぐって展開するこの「三つの物語」は、日本でニュー・アカデミズムが台頭する直前、1978年に衝撃とともに刊行された。フーコー、ドゥルーズ、デリダという哲学者が登場するものの、本書は哲学の概説書でも研究書でもない。それは思考の物語であり、「批評の実践」であり、「作品」を読むことの物語である。瑞々しく、極限までそぎ落とされた文体で、いまだ「読むことのレッスン」を体現し続ける批評家の、比類なき名著。