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宗教の本質

講談社現代新書 2788

出版社名 講談社
出版年月 2025年9月
ISBNコード 978-4-06-539807-4
4-06-539807-X
税込価格 1,210円
頁数・縦 308P 18cm

商品内容

要旨

浄土真宗の僧侶とキリスト者が3年半にわたって交わした珠玉の往復書簡。

目次

第一章 信じる
第二章 発声する
第三章 歩く
第四章 読む
第五章 施す
第六章 名づける
第七章 塔と像
第八章 境界
第九章 笑い
第十章 共同体
第十一章 死者
対談

出版社・メーカーコメント

人間にとって宗教とは何なのか?浄土真宗の僧侶にして宗教学者の釈徹宗氏。批評家・随筆家にしてキリスト者の若松英輔氏。「信仰」に造詣の深い当代きっての論客二人が、3年半にわたって交わした珠玉の往復書簡。宗教には、心身をなげうって跳ばねば見えない領域がある−−釈聖と俗の境界は「聖なるもの」のなかに存在する−−若松「イエス・キリストは決して笑わなかった」というのは本当か?−−釈必要なのは、根源的な認識とそれに基づく真の意味での共同体ではないか−−若松先立っていった人の人生は、縁のある人の人生に混在して、血肉化していく−−釈死者の実在は、生者の記憶や生者の存在に依存しない−−若松

著者紹介

釈 徹宗 (シャク テッシュウ)  
1961年、大阪府生まれ。僧侶、宗教学者。相愛学園長。武蔵野大学総長。浄土真宗本願寺派・如来寺住職。NPO法人リライフ代表。大阪府立大学大学院人間文化研究科比較文化専攻博士課程修了。専門は比較宗教思想・宗教文化。論文「不干斎ハビアン論」で涙骨賞(第5回)、著書『落語に花咲く仏教―宗教と芸能は共振する』で河合隼雄学芸賞(第5回)、また仏教伝道文化賞沼田奨励賞(第51回)を受賞している
若松 英輔 (ワカマツ エイスケ)  
1968年、新潟県生まれ。批評家、随筆家。慶應義塾大学文学部仏文科卒業。「越知保夫とその時代―求道の文学」で三田文学新人賞評論部門当選(第14回)、『叡智の詩学 小林秀雄と井筒俊彦』で西脇順三郎学術賞(第2回)、『詩集 見えない涙』で詩歌文学館賞詩部門(第33回)、『小林秀雄 美しい花』で角川財団学芸賞(第16回)、蓮如賞(第16回)を同時受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)