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天皇機関説タイフーン

出版社名 講談社
出版年月 2025年11月
ISBNコード 978-4-06-541508-5
4-06-541508-X
税込価格 3,080円
頁数・縦 460P 20cm

商品内容

要旨

評伝『江藤淳は甦える』の著者による、天皇と憲法をめぐる人間ドラマ!言論はいかに弾圧され、口を封じられるのか。どうやって人々は生き延びるのか。台風の如く、人々を翻弄し、敗戦に至る日本の行く末を決定した天皇機関説事件。「昭和百年」に「合法無血のクーデター」の真相に迫る。

目次

憲法と東京帝大法学部―「硬」の美濃部達吉、「軟」の宮沢俊義
「抹殺学士」蓑田胸喜と「原理日本」の愛読者たち
美濃部「免職」の危機と、蓑田の「談笑解決」術
自称「憲法学者」松田源治文相、自ら渦中に飛び込む
「維新」四月号が企画した貴族院議員「機関説賛成反対」アンケート
政党没落の殊勲者―鈴木喜三郎政友会総裁と山本悌二郎元農相
岩波茂雄と長谷川如是閑の後退
検察と検閲の現場は口を揃える―「問題は天皇機関説ではなかった」
昭和天皇が精読したパンフレット『大日本帝国憲法の解釈に関する見解』
「逆臣」真崎甚三郎から見える昭和十年
天皇も三島も丸山も、真崎を嫌った
もうひとつ奥にある「顕教」と「密教」
『肉弾』世代の、怒れる在郷軍人たち
美濃部の貴族院議員辞職と「陛下の思し召し」
「御用掛」清水澄の「憲法」定例進講と時事解説
天皇機関説事件、終息す
庶民たちの「天皇機関説」世間噺
「君の説、借りたよ」―宮沢と丸山と美濃部の「八月革命説」

出版社・メーカーコメント

美濃部達吉、丸山真男、宮沢俊儀、そして昭和天皇……昭和一〇年の「天皇機関説事件」に日本中の人々が巻き込まれていった。のちに検察によって「合法無血のクーデター」と総括された事件の真相とは。時代の空気と人物群像を追う。