商品内容
| 要旨 |
二〇世紀を代表するドイツのユダヤ系思想家テオドール・アドルノ(一九〇三‐六九年)。このフランクフルト学派の知的巨人は、戦争と革命の時代に近代理性の闇を見つめ、新しい主体を模索し続けた。その波瀾に満ちた生涯と不屈の思想を、主要著作『啓蒙の弁証法』『否定弁証法』『美の理論』の読解を通して概観する。泰斗による最良のガイド、決定版。 |
|---|---|
| 目次 |
プロローグ 肯定的なアドルノを求めて |
| 要旨 |
二〇世紀を代表するドイツのユダヤ系思想家テオドール・アドルノ(一九〇三‐六九年)。このフランクフルト学派の知的巨人は、戦争と革命の時代に近代理性の闇を見つめ、新しい主体を模索し続けた。その波瀾に満ちた生涯と不屈の思想を、主要著作『啓蒙の弁証法』『否定弁証法』『美の理論』の読解を通して概観する。泰斗による最良のガイド、決定版。 |
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| 目次 |
プロローグ 肯定的なアドルノを求めて |
0100000000000034843670
4-06-543224-3
アドルノ 非同一性の哲学
細見和之/〔著〕
講談社
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BK
出版社・メーカーコメント
本書は、20世紀を代表するドイツのユダヤ系思想家であり、フランクフルト学派の中心人物テオドール・ヴィーゼングルント・アドルノ(1903−69)の波乱に満ちた生涯と、その不屈の思想を丁寧にたどる決定版ガイドです。フランクフルト・アム・マインに生まれ、哲学、社会学、心理学、音楽学を貪欲に学んだ早熟の天才アドルノは、わずか21歳で哲学博士号を取得。コーネリウスのゼミで終生の友人ホルクハイマーと出会い、後にフランクフルト「社会研究所」の所長に就任します。ここに集った研究者たちとともに形成されたのが、後に「フランクフルト学派」と呼ばれる思想潮流です。ナチス政権下で教授資格を剥奪されたアドルノは、イギリスを経て1938年にアメリカへ亡命します。1949年に帰国した後、ホルクハイマーと共に社会研究所を再建、亡くなるまでその活動を続けました。近代合理性の闇を暴き、西欧文明の自己批判を徹底したアドルノ。アメリカの大衆文化批判、反ユダヤ主義への応答、そして「新しい主体」や芸術と哲学の連帯を模索する彼の思想は、現実とのすさまじい緊張関係の中から生み出されるもので、安易な解釈を許しません。本書では、音楽への情熱、クラカウアーやベンヤミンとの友情、ホルクハイマーとの共同作業など、その思想を育んだ生涯をたどり、主要著作『啓蒙の弁証法』『否定弁証法』『美の理論』の読解を通して、危機の時代に生きた知の巨人の核心に迫ります。アドルノ研究の泰斗による、最良の概説書です。[本書の内容]まえがきプロローグ 肯定的なアドルノを求めて第一章 音楽の揺りかご 第二章 星々の友情 第三章 否定弁証法のオリジン第四章 亡命のオデュッセウス第五章 理性の原史をたずねてーー『啓蒙の弁証法』の射程 第六章 新たな「唯物論」へーー『否定弁証法』と「客観の優位」第七章 『美の理論』の告げるもの エピローグ パウル・ツェランとアドルノ主要著作ダイジェスト キーワード解説読書案内 あとがき 学術文庫版あとがきアドルノ略年譜 *本書の原本は、1996年に「現代思想の冒険者たち」第15巻として小社から刊行されました。