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お墓、どうしてます? キミコの巣ごもりぐるぐる日記

集英社文庫 き21-4

出版社名 集英社
出版年月 2025年3月
ISBNコード 978-4-08-744752-1
4-08-744752-9
税込価格 704円
頁数・縦 236P 16cm

商品内容

要旨

父の急逝から一年半。年金の停止、銀行口座や携帯電話の解約、会社の後始末…と、お墓どころではなく、いまだに骨壺は神棚に置かれたまま。いよいよお墓を買うべきか悩むキミコさんだったが、まさかのコロナ禍が到来。そんな中、うっかり市営霊園の抽選に当たってしまい―。みなさんはお墓、どうしてます!?脱線上等、笑いと涙(と新たに家族となっためんこい白猫と)のつれづれ北海道日記!

目次

お墓、どうしてます?
遠くの天皇陵より近くの身内
仕事としての蟹祭り
まだ北海道にいる
市営霊園の心変わりと強気
先送りの日々
まだ飼うと決まったわけではないけれど
死せるご先祖生けるキミコを走らす
ままならない日々を生きる
襖よ、なぜ鳴く
冬が来る前に
できること、できないこと、できなくなること
新型コロナとともに暮れぬ
父の出番
こんな地獄ある?
あの世もこの世も元気が一番
楽しくて明るくてバカバカしい
始めないから終わらない
すべてのミスがなくなりますように
冬のことばかり考えている
未来に生きている

出版社・メーカーコメント

「すべての老いた娘たちにすすめたい!親友と一緒に話し、笑い、涙しているような本でした」--原田ひ香(小説家/『三千円の使いかた』)父が急逝し、突然お墓を用意する必要に迫られた著者。そこにコロナ禍の到来、さらには、当たらないだろうと思いつつ応募した市営墓地購入の抽選で、まさかの当選。お墓、買うの? 誰が? ……私が!? はたして骨壺の運命やいかに!?脱線上等、北国の迷える日々を綴る、笑いありしんみりありのゆるゆるエッセイ。【著者プロフィール】北大路公子(きたおおじ・きみこ)北海道札幌市生まれ。2005年『枕もとに靴 ああ無情の泥酔日記』でデビュー。各紙誌でエッセイや書評を執筆。エッセイに『生きていてもいいかしら日記』『苦手図鑑』『石の裏にも三年 キミコのダンゴ虫的日常』『晴れても雪でも キミコのダンゴ虫的日常』『ロスねこ日記』『いやよいやよも旅のうち』、小説に『ハッピーライフ』など著書多数。

著者紹介

北大路 公子 (キタオオジ キミコ)  
北海道札幌市生まれ。ネットで書いていた文章をまとめたエッセイ集『枕もとに靴 ああ無情の泥酔日記』で2005年にデビュー。各紙誌でエッセイや書評を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)