着物憑き
集英社文庫 か26−9
| 出版社名 | 集英社 |
|---|---|
| 出版年月 | 2026年2月 |
| ISBNコード |
978-4-08-744865-8
(4-08-744865-7) |
| 税込価格 | 748円 |
| 頁数・縦 | 270P 16cm |
商品内容
| 要旨 |
古い時計店で見事な金工細工の鮎の帯留に出合った瞬間、自分に取り憑いた見知らぬ男が「よくぞ、残っていてくれた」と呟き、涙が零れた―。そこから一気に着物の深い沼に嵌まり込んだ加門氏。日本古来の呪術・風水・民俗学などに造詣が深く、豊富な心霊体験を持ち、様々な分野で活躍する本人の実体験や、見聞きした逸話の数々。着物をめぐる妖しく深遠な世界が綴られる十一章。 |
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| 目次 |
帯留 |



出版社・メーカーコメント
私が引き寄せられるのは、古いものばかり。物も着物も、幽霊も−−。 日本古来の呪術・風水・民俗学などに造詣が深く、豊富な心霊体験を持ち、様々な分野で活躍する作家・加門七海氏。 日常的に着物やアンティークを身につける本人の実体験や見聞きした逸話の数々……着物をめぐる怪しくも深遠な世界が綴られる十一章。 以下、章題。 「帯留」戦火を逃れた鮎の帯留。見た瞬間、自分のものならぬ言葉が−−。 「振袖」実家の箪笥を開けると、祖母の形見だという着物が見つかり−−。 「古着」市松人形のために手に入れた着物。夜、袖から白い女の手が−−。 「足袋」近所の路地沿いある、廃工場の駐車場。奥の闇に見えたのは−−。 「衣擦れ」眠りに入りしばらく経った頃。衣擦れの音に目が覚めて−−。 「糸」その姿を見た前後から、急速にアンティーク着物に気持ちが傾き−−。 「東と西」生地も染めも見事な着物なのに、誰もが試着後に首を傾げ−−。 「帯」最初から“体を巻くもの”として存在する帯。そのため蛇と化し−−。 「帷子」京都帷子ノ辻。空き地の木の枝に下がっていたのは−−。 「薄物」友人の祖母の遺品。美しい振袖がいつの間にか見当たらなくなり−−。 「文様」時を超え伝えられる数々の文様。それぞれに意味が込められ−−。