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彼岸過迄

集英社文庫 な19−9

出版社名 集英社
出版年月 2014年2月
ISBNコード 978-4-08-752057-6
4-08-752057-9
税込価格 594円
頁数・縦 421P 16cm

商品内容

要旨

大学を出たが職のあてのない敬太郎は友人須永の叔父、田口を頼る。「探偵」の仕事を請け負った彼はある人物の尾行を命じられる。その男、松本は田口の義弟で、須永と同様、高等遊民の暮らしをほしいままにしていた。都会の知識階級の自我をめぐる苦悩を、漱石自身に重ね合わせながら丹念に描き出す。生死の境を彷徨った「修善寺の大患」後の作品で、亡き娘、ひな子と親友、池辺三山の霊に捧げられた。

出版社・メーカーコメント

思い悩み、行動できない須永と、純粋で行動的な千代子。煮え切らない須永の恋愛を軸に、自意識を持て余す近代知識人の苦悩を描く。漱石後期三部作の第一作。(解説/三浦雅士 鑑賞/島田雅彦)

著者紹介

夏目 漱石 (ナツメ ソウセキ)  
1867〜1916。江戸・牛込生まれ。生後すぐ里子に出される。東京帝国大学英文科卒業。1900年から3年、ロンドンに留学。05年『吾輩は猫である』を発表、好評を得る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)