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鎌倉のおばさん

P+D BOOKS

出版社名 小学館
出版年月 2026年5月
ISBNコード 978-4-09-352536-7
4-09-352536-6
税込価格 770円
頁数・縦 288P 19cm

商品内容

要旨

二代目尾上菊之助の悲恋を描いた『残菊物語』、“東洋のマタ・ハリ”川島芳子にスポットを当てた『男装の麗人』等で知られる小説家・村松梢風。妻子ある身にもかかわらず放蕩の限りを尽くしていた梢風だが、正妻以上に厚く遇していたのは若い愛人・絹江だった。絹江の話すことはことごとく真偽不明だが、梢風の孫である著者(村松友視)の目にはなぜか絹江が魅力的に映り、絹江との言葉のやりとりが、「こたえられぬほど楽し」く、「為体の知れぬ快感を感じ」たという。それは絹江と著者が、ある共通点を持っていたからだった―。梢風の自伝的作品「梢風物語」や、梢風と近しかった小島政二郎の「女のさいころ」などを下敷きにしながら、村松家の人間模様を描いていく泉鏡花文学賞受賞作品。

著者紹介

村松 友〓 (ムラマツ トモミ)  
1940(昭和15)年、東京都出身。慶應義塾大学文学部卒。大学卒業後、中央公論社に入社。祖父の影響もあり、その後退職して専業作家に。1982年『時代屋の女房』で第87回直木賞を受賞。1997年に『鎌倉のおばさん』で第25回泉鏡花文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)